2008年09月07日

舞台という修行

友人井上ミウさんのパントマイムのステージを観に行ってきました。
場所は都下にある、障害者福祉センター。

今回はとても近いところで踊っていたので、
前回は遠くて見えなかった表情や細かい動きもよく見えた。
言語を使わずに身体で表現する、という行為は無限の可能性があるんだと感服。
但し、演者さんの力量に左右されるけど。
今回見たものは目の表情はもちろん、小さい仕草さえも意味があるように感じられた。
彼女がそこまで考えているか、否かは問題ではなく。
そのことを身体が知っているということがすごい。
途中、飽きてきた子供達の心を指先やちょっとした動きで引き戻してしまう。
まるで魔術師だ。
今回はステージと言えど、入口脇のロビー。
出入りの人でごった返し、ステージと気が付かずにポケーッとつっ立ってる子供もいたり。
通常なら演者も聴衆も、そこで集中力を切られがち。
でもミウさんの姿から誰も目を離さなかった。
いや、離せなかった。
彼女がステージを去るとき、見ていた人はもちろん、通りかかってチラッとしか見ていない人も笑顔だった。
ステージに立つ者として、きっと満足できるものではなかったかもしれない。
でもそれは演者の宿命。
観る人間を確実に満足させなければならないから、追求していくと決して満足できない。
それでも見ていた側はみんな彼女の世界に引き込まれ、楽しんでいたのは事実だ。
私もその一人。

またお母さん業の彼女もすごい。
私は子供にも厳しいらしい。
でも彼女といると、子供達と一緒にいられることがとにかく嬉しくて仕方がない。
普段戸惑う、子供との接し方の見本が目の前にあるから安心できる。
自分に余裕が生まれるから、みんないい顔をしている。
障害の有無に関わらず、子供達の笑顔には素晴らしい力がある。

しっかり元気をもらって帰宅したのは言うまでもない。
posted by しんたろ at 20:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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